年が明けたらお正月、節分など日本の古くからの文化に
触れる機会が急に増えますよね。
ところで、皆さんのご家庭では
節分のイベントは行っていますか?
小さいころから触れてきた、節分という文化ですが
実際はどんな文化なのか・・ご存知の方も少ないかと思います。
そこで今回は、節分についてご紹介します。
節分の意味・由来は?
「節分」という言葉自体の意味は
本来は各季節の始まりの日、つまり立春・立夏・立秋・立冬の前日を
示す言葉でした。
江戸時代からは特に、立春の前日を示すことが多いです。
近年は2/3である場合が多いですね。
節分ってどんな行事?
一般的には、
福豆を撒いたり、歳の数(またはプラス1粒)豆を食べたりする行事です。
そのほか、玄関に柊と鰯の頭を飾って邪気除けをしたり
恵方巻を食べたりするのも節分行事の一つです。
「鬼は外、福は内」の意味は?そもそも豆まきをするのはなぜ?
節分とは、昔から鬼がやってくる日とされていたので
鬼除けや邪気除けと福を呼び込むという意味から
「鬼は外、福は内」と言いながら豆まきをするのだそうです。
豆まきが初めて行われたのは西暦709年で
天武天皇の宮中だったという文献が残っています。
ちなみに豆まきに使う豆ですが
拾い忘れた豆から芽が出ると縁起が悪いとされているので
生の豆は使わないように注意しましょう。
恵方巻はなぜ食べる?
恵方とは、神様がいる方角のことで
その方角を向いて太巻きを食べるのが縁起がいいとされていて
太巻きを切らずに食べることで という意味が
込められています。
柊と鰯の頭を飾るのはなぜ?いつごろどこに飾るの?
鬼が嫌いなものとされていて、
鰯を焼いて、その頭を柊に刺し、玄関の戸口に飾り
鬼を怖がらせて近づけないようにするのが目的です。
飾る時期や期間は地域などにもよって大きく異なりますが
小正月(1/15)の翌日から2/3の節分まで飾り
2/4の立春になったら外すという地域や
節分の日の夕暮から飾り始め、翌日の立春には外すという地域が多いです。
このように細かく日付が決まっている地域もあれば
いつから飾るにしても2/18の雨水までには外すという地域もあります。
意外と長く飾っておく地域もあるようですね。
いかがでしたか?
日本の古くからの文化ですが
年代に合わせて少しずつ変わってきています。
柊鰯なんかも、戸口ではなく室内に飾る家庭も
増えてきていますね。
各家庭に合った節分を楽しんでくださいね!
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