冬はインフルエンザが猛威をふるう季節です。
予防も完璧では無いようなので、
本当に憂鬱になってしまいますよね。
インフルエンザに感染しないために、
本格的な冬がやってくる前に
インフルエンザについておさらいしておきましょう!
そもそもインフルエンザって何なんだ?
インフルエンザは
インフルエンザウイルスが原因で起こる急性感染症のこと。
日本では12月下旬から感染者が増え始め、
1−3月がピークになります。
感染経路はほとんどが飛沫感染。
感染者の咳やくしゃみが
ドアノブや手すりなどに付き、感染源になります。
マスクは万能ではないので、手洗いは絶対に欠かせないのです。
潜伏期間は1−3日間。
主な症状は咳、頭痛、関節痛、倦怠感、腹痛、下痢など。
風邪の症状で想起される症状を強めた感じです。
A型・B型の違いって?
インフルエンザにはA型、B型、C型の3種類があります。
2009年に発生した新型インフルエンザはA型の亜型でした。
まずはA型について説明しましょう。
インフルエンザA型は最も流行性が高いインフルエンザウイルスです。
流行するのは大体A型のインフルエンザなんだそうですよ。
潜伏期間は1−3日で、強度の関節痛や高熱が特徴的な症状です。
上気道炎など、呼吸器系に合併症が生じる場合があり、
非常に厄介なんですね……。
B型はA型と比べて流行性が低いため、
あまり目立たないものの、数年間隔で流行しているようです。
A型ほどつらい症状は無いようです。
B型の最大の特徴は、高熱が出ない可能性があること。
風邪と区别がつきにくい理由でもあります。
ちなみにC型インフルエンザウイルスは
大人が感染するケースが極端に少なく、患者はほとんどが幼児。
感染すること自体が稀なので、無視しても問題ない存在ですね。
風邪との見分け方はあるの?
A型インフルエンザに感染した場合、
ただの風邪では考えられないような症状 が生じるため、
風邪との区别は容易です。
関節痛と呼吸器系の不調が生じたら、
インフルエンザに感染したと考えましょう。
一方、B型インフルエンザは稀に発熱がないケースが有り、
この場合は風邪と区別するのが困難です。
B型の特徴である消化器系に症状が出やすいという点で
判断する必要があるでしょう。
自分で風邪かインフルエンザかを判断するのは危険なので、
冬に体調を崩したら病院に行くということを心がけるようにしましょう。
予防接種について
予防接種は既に全国の病院の内科で受けることが出来ます。
予防接種により抗体ができるのは接種から2週間後ですから、
今のうちに予防接種を受けておかないと、感染する可能性が上がります。
料金はだいたい2000円ほど。
ケチらずにちゃんと予防接種を受けることをおすすめします。
以上、インフルエンザについてのおさらいでした。
既に全国で感染者が出てきていますので、予防接種はお早めに。
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