お彼岸に食べるおはぎ。
誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか。
しかし、一体何からできているのか、
なぜ食べるのかを知っている人は意外と少ないでしょう。
そこで、おはぎについての情報や家庭でのレシピを紹介します。
おはぎの基本情報
おはぎは小豆から作るのが定番でした。
お彼岸におはぎを食べる理由は、小豆の赤い色に
災難から身を守る効果があるという信仰が、
お彼岸の先祖供養と結びついたからだと考えられています。
おはぎとぼたもちの区別・由来は?何故呼び分ける?
お彼岸においては、春のお彼岸に食べるのがぼたもち、
秋のお彼岸に食べるのがおはぎです。
実は、おはぎとぼたもちは基本的に同じものなんです!
なぜ区別するのかというと、お彼岸の仕組みが由来なんです。
春のお彼岸では季節の花であるボタンを、
秋のお彼岸ではハギをお供えするのが決まりでした。
しかし、お彼岸と小豆の災難よけ信仰と結びついた結果、
それらは名前だけが残り、小豆で作ったおかしを季節によって
呼び分けることで定着したんです。
古い習慣の名残がお菓子の名前になって残った、ということなんですね。
だから、ぼたもちもおはぎもメニューは同じです。
関東と関西の違い
おはぎは関東と関西で少し異なります。
関東では「こしあん」「きなこ」「黒ゴマ」の
三色おはぎが定番ですが、関西では黒ゴマの代わりに青のりを使うんです。
青のりのおかげで関西のおはぎのほうが彩りはいいのですが、
のりで包んでいるのでなんだかおにぎりみたいです。
大阪名物のお好み焼き、たこ焼きにも青のりを使うので、
何らかの関係があるのかもしれません。
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家庭での作り方レシピ
おはぎは炊飯器を使って簡単に作ることが出来ます。
参考にするのはあずきバーでおなじみの井村屋のレシピです。
材料は
もち米1カップ
白米1/3カップ
水300cc
塩3g が基本。
関東では黒ゴマ、関西では青のりも必要です。
今回は黒ゴマのレシピを紹介します。
1.下準備
もち米と白米を合わせて炊飯ジャーに入れ、米を研ぎます。
研ぎ終わったら水と食塩を入れ、軽く混ぜて一晩置きましょう。
これで下準備はOK。
2.本準備
では、おはぎの具を準備しましょう。
その前に炊飯器でお米を炊いておくとスムーズです。
まずきなこから準備します。
きな粉1/4カップに砂糖15g塩少々を入れて混ぜます。
続いては黒ゴマ。いりごま1/4カップに砂糖15g塩少々を入れて混ぜます。
こしあんはそのまま使います。
ご飯が炊けたらすり鉢へ移動し、お米の形が残るくらいに突きます。
つきすぎるともちになってしまうので注意。
ご飯を18等分に分け、軽く丸めます。これでご飯の準備はOK。
6つずつに分け、粉の上で転がし、黒ゴマの上で転がし、
手のひらで広げて真ん中にこしあんを乗せ、
おにぎりのように丸めるだけこれで完成です。
以上、おはぎについての情報を紹介しました。
おはぎ作りはとても簡単なので、お店で買わなくてもいいと思います。
おはぎを食べて先祖供養をしてあげましょう。
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