ミッキー、ティモシー、ぐりとぐら……
お話の中ではこれ以上無いくらいかわいらしいねずみも、
家に、しかも飼って無いヤツが出るとなれば大問題。
しかし、いきなり出てこられましてもどうしたら良いやら……
意外と知られていないねずみ駆除。
いったいどうすれば、ネズちゃんたちとさようならできるのでしょうか!?
ネズミの種類 どんなヤツがいるの?
日本の家に出るネズミは、主に3種類といわれています。
体長(しっぽ除く)が20センチを超える、獰猛な「ドブネズミ」。
大きいためか、だいたいは床下で騒ぎます。
反対に、体長が10センチ以下の「ハツカネズミ」。
ミッキーはこれですね(笑)
身のこなしが素早く、都市部より農村部に多いとか。
そして、その間、体長17~26センチといわれる「クマネズミ」。
天井裏で騒ぐのはだいたいこちらのようです。
いずれも、お部屋の真ん中には簡単に出てこないのが特性。
そして、縄張り意識が強く、他のネズミは排除するので
同じ場所にいるのはいつも同じネズミということですね。
えさ場に異常があれば警戒を強めますが、しばらくすると慣れてしまいます。
ネズミ被害にはどんなものがあるの?
家にネズミがいると、精神的に参るほかにも実害が出ます。
たとえば、感染症や皮膚炎の原因になったり、
電気コードなどをかみ切って、最悪の場合、火災を引き起こしたり
ということがあります。
ネズミの存在に気づいたら、早めの駆除をこころがけましょう。
自宅でできるネズミ駆除グッズとは!?
それでは、簡単に自宅でネズミを駆除するには、
どのようなものを買ってくればよいでしょう?
まずは、殺鼠剤という、ネズミが食べるタイプの駆除剤があります。
こちらは効果が現れるまでに
ネズミが食べてから1週間ほどみなくてはいけないので、
すぐに食べてくれないことを考えると、少々気長な勝負になります。
強力 デスモア 8個入り |
薬局などで、「デスモア」という殺鼠剤が
よく売られているので挑戦してみましょう。
こちらは、連続して食べさせることが重要なので、
もしも、食べて無くなっていたら、追加で買ってきて食べさせます。
これよりも強力な、「デスモアプロ」というものも売っています。
「デスモアプロ トレータイプ 4セット入」は、ジフェチアロールを配合したトレータイプの殺鼠剤… |
ネズミは貯食性があり、えさを溜め込むので、
無くなっていても、食べてはいないこともあります。
根気よく駆除しましょう。
そんなに待ってられないよ!
という場合には、いわゆるねずみ取りを設置しましょう。
よく、ゴキブリ用の「ゴキブリホイホイ」というのを耳にしますが、
ネズミ用の「ネズミホイホイ」も売っています。
ネズミホイホイは、ネズミの脚に油がついていると捕獲できないので、
ネズミの足ふき用として、新聞紙の上などに設置します。
殺鼠剤が、ネズミの死骸を見なくて良いのに対し、
ネズミホイホイは、「捕った」ことをしっかり確認したい方におすすめ。
部屋の隅、暗がりなど、ネズミの通り道に設置しましょう。
プロに依頼する場合
自力ではどうにもならない場合、或いは自分ではどうも……というときは
ネズミ駆除のプロに相談しましょう。
中には悪徳業者もありますので、
リフォームと同じで、数社に相見積もりを頼むのが基本。
高くつく傾向にあるようです。
安ければいいというわけでもなく、駆除技術が未熟な業者もあるようですので
ネットの口コミなども参考にするのも良いでしょう。
金額は住宅の状況や広さにもよるので、
訪問しないで、電話だけの見積もりをする業者も
危険度が高いようです。
自力でやるにも、業者さんに頼むにも、
被害が想定出来る以上、ネズミさんには早めに退散していただきたいもの。
安全な生活を手に入れるためにも、ひと踏ん張り頑張りましょう!
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