ハロウィンでは、仮装した子どもたちが家々を訪ね、
と唱えます。
家主は子どもたちにお菓子をあげなければ
いたずらされてしまうという可愛らしい風習です。
この「トリック・オア・トリート」とは、一体どういう意味なのでしょうか?
いつ定着したのでしょうか?由来はあるのでしょうか?
この記事では、ハロウィンの定番フレーズ「トリック・オア・トリート」について説明します。
トリック・オア・トリートの意味
トリック・オア・トリート、英語ではTrick or Treatと書きます。
これは分かりますよね。
しかし、「トリート」の意味は意外と知られていないでしょう。
つまり、子どもたちは「いたずらされるかおもてなしするか、どっちだ!」と唱えているわけです。
お菓子を与えなければいたずらされてしまうのは当然だったんですね。
失礼でも何でもなかったわけです。
ちなみに、子どもに与えるお菓子はなんでもいいそうですよ。
アメリカではスナック菓子やキャンディー、クッキーが定番だそうです。
ハロウィン用のオリジナル商品が飛ぶように売れるんだとか。
ハロウィンはクリスマスと並んで、大量消費社会の申し子的なイベントです。
これは日本では定着していませんね。
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トリック・オア・トリートの由来
トリック・オア・トリートの風習は、いつから始まったのでしょうか。
始まった時期は正確にはわかっていませんが、
ヨーロッパの習慣がアメリカで定着したのだろうとされています。
キリスト教徒たちは魂のケーキを乞いながら歩きまわったんだそうです。
魂のケーキをもらうために、
先祖が天国への道を歩きやすくするための祈りを捧げると約束したとのことです。
この風習が子どもたちに受け継がれ、
魂のケーキからお菓子へ変化したということみたいですね。
なんとも不思議な風習ですが、仏教の僧侶の修行に少し似ています。
世界中の宗教には共通点が多く見られるという話を聞いたことがありますが、
仏教とキリスト教の意外な共通点なのでしょうか。
お菓子をあげなかったら、どんなイタズラをされるのか
子どもたちは、お菓子を貰えなかった家にいたずらをします。
その内容はどんなものかご存知ですか?
日本ではイタズラと言っても可愛らしい罵声を浴びせる程度ですので、アメリカの例を紹介します。
一番多いのは玄関に生卵を投げつけること。結構攻撃的です。
他にも家主に水風船を投げつけたり、水鉄砲を浴びせたり。
玄関先をトイレットペーパーでぐるぐる巻きにする例もあるんだそうです。
以上、トリック・オア・トリートについて説明しました。
意味、由来、イタズラの内容を理解していただけたのではないかと思います。
風習の意味を知ることで、イベントはもっと楽しめるようになりますよ。
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