土用の丑の日、2014年はいつ?鰻を食べる意味とは

うな重 暮らし・文化

日本の夏は蒸し暑い!

汗をかいて「気持ちいい!」と思える人なら良いですが、
暑いのが苦手な人にとっては、やっぱりツライ季節ですよね。

特に室内にいる時間が長い人は、夏バテになりがちです。

暑いとどうしても食欲が出ず、さっぱりとしたものしか食べなくなり、
栄養が偏るため、結果夏バテを引き起こすのです。

そこで是非とも参考にしたいのが、「夏にうなぎを食べる」という
先人の知恵!昔の人達も、夏の暑さには参っていたんです!

でも、なんで「夏にうなぎ」なんでしょうか?

今回は、土用の丑の日について調べてみました!

最後に、おいしいオススメのうなぎ屋さんも紹介するので
そちらもお楽しみに!

 

 

なんで「土用の丑の日」にうなぎを食べるの?

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これには諸説あるようですが、一番よく知れ渡っているのは、
エレキテルの復元で有名な平賀源内が考案した、とされる説です。

 

ある日、夏にうなぎが売れないことに困っていたうなぎ屋さんが、
平賀源内にそのことを相談したら、
「本日丑の日」という張り紙を出すよう、アドバイスをしたそうです。

 

そして、その張り紙が大当たりして、繁盛したため、
他のうなぎ屋さんもこれを真似するようになり、
習慣として定着したそうです。

 

この張り紙作戦がうまくいった理由は、もともと
「丑の日に『う』の字がつく食べ物を食べると、夏負けしない」
という言い伝えがあったからだそうですよ。面白いですね。

 

 

でも、この「夏にうなぎを食べる」習慣、栄養学的に見ても
ちゃんと理にかなっているんです。

 

ウナギに含まれるビタミンA・B群は夏バテに効果バツグンなんですよ!

 

さらに老化を防ぐというビタミンEも含まれていますから、
美容効果も高い、素晴らしい食品なんです。

 

これはもう、食べない手はありません!

 

 

 

そもそも「土用の丑の日」って何?

まず「土用」とは何なのでしょうか。

 

土用は暦上の言葉で、
立春・立夏・立秋・立冬それぞれの前18日の
期間のことを意味します。

 

今年2014年の場合、
立春:2月4日
立夏:5月5日
立秋:8月7日
立冬:11月7日
となっていますから、

 

それぞれの土用の期間は
冬土用:1月17日〜2月3日
春土用:4月17日〜5月4日
夏土用:7月20日〜8月6日
秋土用:10月20日〜11月6日

となるわけです。

 

土用の期間は、年に4回もあるのですが、
現在一般に知れ渡っているのは夏土用のことです。

 

では、「丑の日」とは何でしょうか。

 

各年、干支の12の動物が割り当てられているのは、
誰もが知っているところですが、
実は日毎にも十二支が割り振られています。

 

18日間続く夏土用に十二支を当てはめると、
必ず1回は「丑の日」が来るはずですよね。

 

これが、いわゆる「土用の丑の日」なのです。

 

年によっては、18日間中に2回丑の日が来ることになり、
その時は、それぞれ「一の丑」「二の丑」と呼ばれています。

 

2014年は、一の丑のみで、
7月29日(火)
が夏土用の丑の日となっています!

 

この日にうなぎを食べましょう!

 

 

どこで食べる?おいしいうなぎ屋さん!

うなぎ屋さんは数ありますが、
お店によって本当に味も歯ごたえも違ってきます。

 

オススメしたいお店を紹介するので、
是非ご自分の舌で試してみてください!

 

ひつまぶし備長

ひつまぶし備長

 

名古屋に本店を構える、
とってもおいしいひつまぶしが食べられるお店。

 

現在、名古屋(本店、ラシック店、エスカ店)、
東京(銀座店、東京スカイツリーソラマチ店、池袋パルコ店)、
大阪(グランフロント大阪店)、
福岡(中州川端店)の各都市にお店を出しているようです。

 

「チェーン店?」などと侮るなかれ!

 

その味と質は、うなぎ嫌いな人をうなぎ好きに変えるほどのものです。

 

外側がパリッとしていて食感がとっても良いのがこのお店の特徴。
ひつまぶしをまだ食べたことのない人、是非トライしてみてください!
【サイト】
http://www.hitsumabushi.co.jp/index.html

 

 

江戸川 石ばし

江戸川 石ばし

 

創業が明治時代という、老舗のうなぎ屋さんです。

 

普通の日でも、予約なしではなかなか入れないくらい有名なお店で、

蒸してから蒲焼きにする、江戸焼きと呼ばれる方法で
うなぎをだしてくれます。

 

老舗ということもあり、食通の人が通うくらいですから
味については言うまでもありません。

 

丑の日は満席必至ですので、早めに予約をしましょう。

 

【サイト】
http://unagi-ishibashi.com/

 

 


うなぎのことを考えるだけで、お腹が減っちゃいますね!
今年の土用の丑の日は、ぜひうなぎを食べて、
暑い夏を乗り越えましょう!

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