初盆って何?新盆、お盆とどう違うのか? 香典の相場は?

新盆 暮らし・文化

初盆という言葉を聞いたことがないという人は少ないと思います。

盆にはいくつか種類があり、名前が異なります。

そこで、初盆とは一体何なのか?新盆、お盆とは違うものなのか?

そもそも読み方は?
など、初盆についての情報を紹介します。

 

 

初盆とは

新盆

初盆は「はつぼん」と読みます。
「しょぼん」じゃないですよ!

 

初盆は人がなくなってから初めての盆のことで、
新盆と同じ意味です。どちらを使っても構いません。

 

お盆は2回目以降の盆のことを言うみたいですね。

 

仏になった故人の初めての里帰りですので、とても大切なんです。

 

ちなみに、忌明けよりも前にお盆を迎える場合は、翌年が初盆になります。

 

6月25日までに亡くなった人が年内に初盆を迎え、

6月26日以降に亡くなった人は翌年に初盆を迎えます。

 

 

初盆のお供え物、マナーは?

初盆は丁寧に供養する必要があります。

 

仏が初めて家に戻ってくるわけですから、
丁寧に供養してあげないといけません。

 

仏壇、仏具を清めておき、精霊棚を作って供物をお供えしましょう。

 

僧侶(お坊さんなど、経を読む人)にお今日を挙げてもらった後、
参加者全員で食事をします。

 

これらを丁寧に行うことで仏への供養になるというわけですね。

 

本来、初盆は普通のお盆とは異なるマナーがあります。

 

例えば、行灯は白無地の物を使うべきですし、
お布施は通常よりも高くしなくてはいけません。

 

服装もきちんと喪服を着るべきですが、
今では少しマナーが変化してきています。

 

初盆でしか使わない白無地の行灯を用意するのは面倒なので、
普通の行灯を使うようになってきています。

 

お布施もあまり金額が変わらないみたいです。

 

時代によってマナーが変化するのは当然のことなので、
今の時代にあった合理的なマナーのもとで初盆を行ってください。

 

 

 

お供え物はどうしたら良いの?

お供えの花は淡い色が主流です。白い花が無難ですね。

 

普通のお盆は色がついた花をお供えすることもあるそうですが、
地域によって異なります。

 

とにかく、白い花をお供えすれば問題ありません。

 

その他の供物は普通のお盆と同じで構いません。
上記のマナーの変化と同じように考えてください。

 

 

香典の金額は?

初盆に招かれた際の香典は、普通のお盆よりも多めに包みましょう。

 

相場は5000〜10000円ですが、読経後の食事のことも考えた上で
金額を決めましょう。あまり少なすぎると印象が悪くなりがちです。

 

無難なのは10000円ですね

 

なお、香典返しは2000〜3000円が相場です。

 

 


以上、初盆についての情報を紹介しました。

 

丁寧に行うべきではありますが、一番の供養は親族皆が顔を揃え、
楽しく食事することです。

 

故人の思い出を語り合いながら
楽しい時を過ごすのが一番の供養になります。

 

羽目を外さない程度に楽しむ態度で初盆に挑みましょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました