日本3大祭り!京都祇園祭に行こう!2014年の日程と場所

祇園祭2 お祭り

神社仏閣が多く、お祭りがひしめく京都の中でも、
屈指の大イベントといえば、祇園祭。

毎年大きな盛り上がりを見せる祇園祭とは、
どのような、何のお祭りなのでしょうか?

 

 

 

 

祇園祭は、いつやっているの?

京都祇園祭

祇園祭とひとくちに言うけれども、

祇園祭は7月の1日~31日まで、
1ヶ月にわたって行われています。

 

日本の三大祭りのひとつと言われるだけあって、
すごく大規模なお祭りなんですね!

 

この中でも、歩行者天国が設定され、
全国から観客が集まって「大盛り上がり!」という感じになるのが、
「宵山」と呼ばれる中心的イベントの日。

 

こちらは、毎年7月16日に予定されています。
1日から16日までの間、色々な行事がありますが、
16日には、山鉾に吊られた駒形提灯に火が入り、
街全体がお祭り一色となります。

 

もちろん、17日からも、31日まで毎日、神事が続きます。

 

 

祇園祭の開催場所は?

祇園祭は、京都八坂神社のお祭りです。

 

八坂神社の所在は、京阪祇園四条駅より徒歩で約5分。

 

住所は
京都府京都市東山区祇園町北側625番地
となります。

 

別名を、祇園社ともいい、地元では「祇園さん」という
呼び名もあるようです。

 

祇園祭は、八坂神社の前通りである四条通を中心に、
この一帯で賑やかに開催されます。

祇園祭MAP

 

 

祇園祭のはじまりとは?

祇園祭は、平安時代からの歴史を持つお守りです。

 

はじまりは貞観11年(869年)といわれています。

 

当時全国的に流行した疫病を駆逐するため、
御霊会を行ったがこれだけでは鎮めることができず、

 

平安京の広大な庭園であった神泉苑に、
当時の国の数66ヶ国にちなんで66本の鉾を立て、
災厄の除去を祈ったことにはじまります。

 

平安時代には、不慮の死や、無念の死を遂げた者が
祟りをなして、天変地異や疫病をおこすと考えられていました。

 

この、悪霊のような存在が「御霊(ごりょう)」です。

 

御霊には、たとえば奈良時代末期、
皇位継承もならず冤罪で流刑にされ、恨みをのんで亡くなった
早良親王などが挙げられます。

 

こうした御霊を祀り、災厄をしずめてもらう神事を
「御霊会」と呼びます。

 

祇園祭は御霊会の最大規模のもので、
明治時代までは、「祇園御霊会」と呼び慣わされていました。

 

八坂神社の祭神は、素戔嗚尊ですが、
この神様は、地上に降りて南海へ旅をした際に、

蘇民将来という人に宿を請い、
蘇民将来はこれを快諾し、粟の食事であつくもてなしました。

 

素戔嗚尊はこれに感銘を受け、
疫病流行の際「蘇民将来子孫也」と記した護符を持つ者は、
疫病より免れしめると約束したといいます。

 

八坂神社には素戔嗚尊と共に、蘇民将来も祀られており、
この故事もまた、祇園社が疫病駆逐のための御霊会を担う
いわれのひとつとなっています。

 


祇園祭には長い長い歴史があり、
町を練り歩く山鉾もまた、文化財クラスのものばかりです。
見に行くときには是非、予備知識を得てから行くと、
より楽しめることと思います。

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