東京大学付属である“小石川植物園”。
近隣スポットだと、
上野公園などが桜の名所ですが、
こちらもじつはおすすめ穴場!
一年を通して植物の移り変わりを見守り、
アジアの植物研究の最先端!
静寂の中で観賞できる、
美しいソメイヨシノがとくにおすすめ。
都会のオアシス、
小石川植物園をご紹介します!
photo credit : Shin Takeuchi via photopin cc
小石川植物園の2015年開花予想
小石川植物園の桜が見頃になるのは、
3月の下旬から4月の上旬にかけて!
2015年の東京でのソメイヨシノの開花予想は
開花3/29・満開3/31、見頃の時期は3/29~4/6頃となっております。
さくら開花予想2015
ソメイヨシノやシダレザクラが中心で、
満開になる時期はほぼ一緒。
ちなみに小石川植物園のHPでは、
開花の様子も定期的にアップ!
さすがは植物園といったとこですね。
桜の開花状況も詳しく写真つきで確認できるので、
目安にしたい人はぜひチェック!
小石川植物園ってどんなとこ?
小石川植物園は、
徳川幕府が設けた“小石川御薬園”が元になっています。
大岡越前の守が通ったという小石川療養所の跡地でもあり、
世界でも有数の歴史を持つ植物園のひとつ。
いまは東京大学の付属植物園で、
広い園内にはさまざまな草花が咲いています!
歴史深い植物や遺構がまだ残っているので、
国の史跡および、名勝として指定されています。
上野公園という有名すぎるお花見スポットの裏にあり、
意外と知らない穴場のお花見名所なんですね!
園内中央には滅多にお目にかかれない巨大なソメイヨシノが自立しています。
photo by PHOTOGRAPH.PRO
また樹齢140年とされ、国内最長老樹と言われるソメイヨシノの枯木も
いまだ活き活きと花を咲かせています。
photo by PHOTOGRAPH.PRO
ちなみに、ソメイヨシノの学名登録に用いられたタイプ標本は
初代植物園園長だった 松村任三(1856-1928)が、
20番通り脇の中のどれかから標本を採取したものです。
photo by PHOTOGRAPH.PRO
タイプ標本とは,新たに種の学名を付けるための記載論文中で使用され,
学名の基準として指定された標本(あるいは標本シリーズ)のことです.
そのうち,種の学名の基準となる単一の標本を「ホロタイプ」として指定します.
タイプとなる標本が複数個体ある場合には,その中の1個体をホロタイプとし,
残りのタイプシリーズを「パラタイプ」に指定し,ホロタイプに準ずるものとします.
タイプ標本とは –
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小石川植物園の基本情報
小石川植物園の入園料は、
大人400円、
中学生まで130円となっています。
月曜休園になっていますが、
月曜が祝日の場合は、
その次の日が休園日です。
月曜の祝日に遊びに行けるというのは、
予定がたてやすくていいですね!
開園時間は、
9:00~16:30まで。
現在温室は工事中のため、
残念ながら閉室中です。
園内は広いのですが、
桜の時期には混雑も予想されます。
場所をとってのお花見や、
飲食は可能ですが“飲酒”などは禁止。
前日から場所とって、
というようなこともできませんので、
ちょっと余裕を持っていくといいかもしれません。
交通アクセス
小石川植物園には電車がオススメ!
都内にあって細い道が多いのと、
駐車場の数が少ないからです!
地下鉄三田線の“白山駅”なら歩いて10分。
丸の内線の“茗荷谷駅”からだと15分ほど。
駐車場はありませんが、
小石川植物園には駐輪場があります。
サイクリングがてら、
お花見というのもオススメですね!
花の五大まつり“文京さくらまつり”!!
小石川植物園に近い播磨坂さくら並木では、
“文京さくらまつり”が開催されます。
文京区で行なわれる“花の五大まつり”のひとつで、
湯島天神の菊まつりと並び立っています!
2015年は3月21日から4月5日までの開催!
文京さくらまつりの記事はこちら
・文京さくらまつり2015の日程とライトアップの時間は?アクセスは?
休日は桜並木をパレードが行き交い、
座ってお花見したり、
出店でご飯を食べたり!
親子で楽しめる“紅白玉入れ大会”など、
イベントも充実しています。
開催期間も長いので、
ちょっと予定が空けられないときも助かりますね!
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東京大学付属の、
隠れたお花見スポット“小石川植物園”。
貴重な植物や、
美しいツツジ園などもあり、
ちょっとした旅行気分。
アウトドアが好きな人にも、
意外とオススメかもしれません。
丁寧に整備され、
近隣の人にも愛される“小石川植物園”。
都内にあって、
静寂な美しさにつつまれた穴場の桜スポットです!
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