隅田公園の桜、2015開花情報！花見の見頃は？隅田川でのクルージングも人気

隅田川というと何を思い出すでしょうか？

最近では夏の花火大会がたいへん注目を集めていますが、
唱歌「春」でも歌われた「春のうららの隅田川」だって
現在までその魅力を失ってはいません。

今日は隅田川の桜とお花見のポイントについてご紹介します。

隅田川の両岸の堤防には、約一キロにわたって
あわせて約１０００本の桜が植えられています。

墨田区側には枝垂れ桜もありますが、ほとんどはソメイヨシノです。

ですので桜の開花時期はソメイヨシノの開花とほぼ一致します。

2015年の東京でのソメイヨシノの開花予想は
開花3/25・満開4/2、見頃の時期は4/1～4/8頃となっております。（2/18現在）

さくら開花予想2015

隅田川の堤に初めて桜を植えさせたのは
あの八代将軍・徳川吉宗と言われています。

その桜は庶民も花見が行えるように開放されました。

桜を見ながら宴会というお花見のスタイルを
定着させたのは吉宗と言ってもいいかもしれません。

現在では、隅田川に沿って咲く桜と東京スカイツリーとの
コラボレーションが楽しめる場所として人気を集めています。

そんな隅田川のもっとも優雅に味わえるのは
屋形船からのお花見と言われています。

船に揺られながら見る両岸の桜は風流で最高ですが、
予約の取りにくさでも最高ランクにあったりします。
チャンスがあれば、是非乗ってみてくださいね。

隅田川ラインは定期便ですが
夜桜船はこの時期だけのイベントクルージングです。
予約は3/2からとなっております。

普段船に乗り慣れていない人や、乗り物に弱い人は
酔い止めを準備しておいた方が良いかもしれませんね。

水の上からのお花見を惜しくも逃してしまったら、
陸の上から見るしかありません。

この場合の見どころは、桜橋から吾妻橋までのあたりです。
桜がつくる川べりのトンネルを歩くすがすがしい楽しさは
ちょっと他では感じることができない魅力です。

花見シーズンには多くの露店も出ますし、
普通のお花見と同じようにシートを広げてゆっくりもできます。

隅田川の両岸はそれぞれ異なる区（台東区と墨田区）に属しており、
桜まつりもそれぞれの区ごとに行われています。
（とはいえ、桜の季節は同じなので期間は重複していますが）

台東区は「隅田公園桜まつり」、墨田区は「墨堤さくらまつり」です。
いずれもソメイヨシノが開花する３月下旬から４月上旬にかけて行われ、
期間中の土日にはさまざまなイベントが催されます。

また日没から午後９時半までは、夜桜のライトアップも行われる予定です。

最後に、隅田公園へのアクセスをもう一度確かめておきましょう。

・東京メトロ・都営浅草線および東武鉄道・浅草駅から徒歩５分
・都営地下鉄・本所吾妻橋駅から徒歩７分

歌にも歌われる隅田川の春、ぜひ満喫しに行きましょう。